そもそも、なぜ湯呑みには蓋つきのものがあるのでしょうか？

蓋付のメリットとして実用的なことを考えると、

お茶が冷めにくいように、ほこりがお茶に入らないように、

というものがありそうです。

また、一般的に蓋付の湯呑みが使われる場面は、

結納、仏事、商談などのかしこまった場です。

これは、湯呑みの蓋には、「あなたのことを敬っています」という気持ちが

込められているということだそうです。

ちなみに、蓋付湯呑でのお茶のいただき方がこちらです。

（１）右手で蓋のつまみを持つ（左手は茶碗や茶托を支える）

（２）蓋を手前から開けてしずくを湯呑み内に落とす

（３）しずくが落ちたら蓋をひっくり返して右側に置く

（４）飲み終わったら逆の手順で蓋を閉める

これで招かれた席で蓋付のお湯呑が出てきても安心。勉強になりました！

勿論、普段使いのお湯呑としてもお使いいただけます。

蓋を開けた時にふわっとお茶の香りが立ち込める瞬間は、

普通のお湯呑では味わうことができない感覚です。

お茶の時間が大好きなあの人に、喜んでももらえるお品だと思います。

今度は自由に、お湯呑以外の使い方を考えてみました。

とても華やかで、女性に人気がありそうな可愛い柄と形ですので、

スイーツ用の器にもいかがでしょうか？

今回はところてんを入れてみました。

蓋を閉めた状態でお客様にお出しして、

開ければあんみつやとゼリーが入っていたら、

とても喜ばれるのではないでしょうか？

冷蔵庫で冷やしたい時に、蓋付きなので

ラップをかけなくてもそのまま冷やしておけるのも便利そうですよね。

「湯呑」と名前はついていますが、

どんな風に使うかはあなた次第。

ぜひ自由に使い道を考えてみてください。