伝統工芸品専門のギフトショップ
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当店スタッフによる工芸品体験記
この鳥をかたどった可愛らしい見た目、
とても仏具の「おりん」とは思えません。
一人暮らしのお供に、凛と澄み渡る音色と、その見た目に癒されて欲しい・・・
敬老の日、祖母にそんな気持ちで贈ってみたところ、とっても喜んでもらえました。
富山出身の祖母ですが、「今、高岡銅器はこんなものもあるんだねー」と
ユニークで現代的なデザインに驚いていました。
富山の高岡で長年仏具の制作をしている「山口久乗」さんの作によるもので、
近年「小鳥」「りんご」「象」・・・いろいろとユニークな形のおりんを世に出しています。
長年に渡る仏具の制作で培われた「澄み渡る音色」を作る技術が、
現代の生活にマッチしたデザインと合わさることで、
まさに「現代の工芸」という雰囲気のある作品群が出来上がっています。
おしゃれな雑貨店で扱われることも多くなり、人気が出てきているようですよ。
さらにこの「ことりん」、
小鳥のくちばしに、小さな切れ込みがついていて、
カード状のものを挟めるようになっています。
私の祖母は短歌を詠んだり、水墨画を描いたりするのが趣味なので、
手書きした短冊や絵葉書を挟んで、ディスプレイするのにも使ってもらえそうです。
玄関先においておけば、「インテリア」 兼「呼び鈴」のようにも使えますね。
この現代的なデザインは、伝統的なお仏壇にはマッチするのかな?
と疑問に思ったので、試してみました。
置いてみると意外にも違和感なし?
祖母は「ここに置いても良いねぇ、
可愛いからお参りに来てくれた人も楽しんでくれそうだし・・・」とのこと。
仏壇の前に座り、音を鳴らしてみると、響渡る音色に心が落ち着きました。
「おりん」「仏具」と言うとどこか「固い」イメージがありますが、
可愛い見た目に、いろいろな楽しみ方があるので、
自分用にはもちろん一風変わったプレゼントをお探しの方に、
この「ことりん」はとってもおすすめです!