工芸と暮らす
当店スタッフによる工芸品体験記
タモ長角トレー 白木塗 306mm
トレーが暮らしをちょっと良くするみなさんのお家ではお盆・トレーを使っていますか?
私の実家では、必ず一人分の食事をお盆に乗せて
そのままいただいていました。
当然のように暮らしに欠かせないものだと思っていたのですが、
意外にもほとんど使わないご家庭もあるようですね。
この山中漆器のトレーは、
思わず毎日使いたくなるような使い心地の良いトレーです。
あなたの暮らしにトレーを取り入れてみませんか?
トレーの良いところは、やはり食事の準備が楽なところでは無いでしょうか。
一人分の料理を作り終わったら、台所でお盆に乗せてそのまま食卓へ、
そしてそのままトレーの上で食事。
お片づけもそのままトレーを台所に返すだけ。
効率的で、机も汚さず済むので良いところだらけです。
このトレーは一人分の食事を載せるのにちょうど良いサイズですので、
一人暮らしの方にもぴったりですし、家族の人数分のお膳として
揃えてみても良いと思います。
トレーは後片付けにも活躍。
大人数で食事をした後の食器の片付けは本当に大変。
何回も台所と食卓を行き来しないためにも、お盆は必須です。
つまりは、面倒くさがり屋さんにこそお盆はありがたい存在なのです。
もれなく私も私の家族もそうだったということなのでしょう・・・
機能性も○。
縁が少し浮いている形は、とても掴み取りやすくストレスフリーです。
最近はお昼に必ずこのトレーにお昼ご飯をセットしていますが、
本当にすぐにつかめて気持ちが良いです。
少しの違いが塵も積もれば山になる。家事の効率化に嬉しいですね。
こういう細かい気遣いがとても嬉しい一品です。
毎日使うお盆だから、質の良いものを使いたいですよね。
この白木塗のトレーは、石川県の伝統工芸「山中漆器」の製品です。
パッと見た瞬間は洋風でカジュアルな印象を受けるのですが、
よくよく見ると、研ぎ澄まされた技術が込められているのが分かります。
素材であるタモ材は、木目に派手さは無いですがとても上質感のある美しさで、
トレーとしての耐久性にも優れます。
山中漆器は「日本一の木地産地」であり、その確かな技術によって作られたトレーは、
大量生産のプラスチックで出来たトレーとはやはり「違い」を感じます。
長くあなたの生活に寄り添ってくれることでしょう。